136(イサム)さんによる怪談朗読の生録音ファイルです。 今回もねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 【怪談朗読】 怪談師ルルナル 【師匠シリーズ】 57話 『古い家』 【怖い話,怪談,都市伝説】下のYouTubeをクリックすると動画再生されます。 音響:オカルトフォーラムの住人。ゴスロリが趣味の中学生の女子 【怪談朗読】 怪談師ルルナル 【師匠シリーズ】 57話 『古い家』 【怖い話,怪談,都市伝説】下のYouTubeをクリックすると動画再生されます。 寝苦しかった夏も終わり、過ごしやすい秋を迎えるこれからの季節は「秋の夜長」を楽しみたいものですよね。秋の夜長の定番といえば読書ですが、デジタル時代の現在は読むのではなく「聴く」のが新しい読書の形かもしれません。, 文字を読む本の魅力は、自身が作り出した仮装空間の中を物語が進行していくことにあります。原作本を読んで映画を観ると、自身が描いていた映像と映画の中の映像や、心理描写などに違和感を感じることが少なくありませんよね。. Copyright© 136fan.net/136ファンネット , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5. 怖い話や怪談、不思議な話の朗読です朗読してる136様のツイッター : 皆様のオススメ作品:ニコニココミュ : 怪談・怖い話・オカルト話・不思議な話・その他シリーズものを再生リストでまとめております朗読し … たいへんお世話になっております。 鬼は外/回転オトエフミさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ■鬼は外 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/30 出典:回転オトエフミ 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こちらの掲示板「生らじ・136Hz BBS」に投稿するかTwitterでDMを送ると朗読していただけるかもで ... 左の試着室/回転オトエフミさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ■左の試着室 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/24 出典:回転オトエフミ 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こちらの掲示板「生らじ・136Hz BBS」に投稿するかTwitterでDMを送ると朗読していただけ ... ウニさん作:師匠シリーズより 双子 2/4 136(イサム)さんによる怪談朗読の生録音ファイルです。 今回もねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 双子2/4 part1 はコチラ。 ■ 双子2/4 part2 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/9/9 出典:pixiv 師匠シリーズ/「双子」 作者:ウニさん pixivのウニさんの作品から引用 『双子』 2/4 2 <6月26日> 双子を忌む村 6月 ... ある時から黒いのが自分の近くにいる/不思議.ネットさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ■ある時から黒いのが自分の近くにいる 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/17 出典:不思議.ネット 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こちらの掲示板「生らじ・136Hz BBS」に投稿す ... ドン!/水谷健吾のショートショート書庫さんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ■ドン! 向こうの地球/水谷健吾のショートショート書庫さんより ■向こうの地球 赤いクレヨンの続き/水谷健吾のショートショート書庫さんより ■赤いクレヨンの続き 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/13 出典:水谷健吾のシ ... 見えないリモコン/回転オトエフミさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ツイキャス配信の中で朗読されたものの再朗読録音です。 ■見えないリモコン 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/09 出典:回転オトエフミ 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こちらの掲示板「生らじ・136Hz ... 引越し置き人形/回転オトエフミさんさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ツイキャス配信の中で朗読されたものの再朗読録音です。 ■引越し置き人形 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/08 出典:回転オトエフミさん 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こちらの掲示板「生らじ・136 ... 前科アリの人々/回転オトエフミさんさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ツイキャス配信の中で朗読されたものの再朗読録音です。 ■前科アリの人々 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/10/07 出典:回転オトエフミさん 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こちらの掲示板「生らじ・136 ... 一つの村が消えた話をする/不思議.ネットさんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 約1時間25分と久々の長編一気読みで非常に聴き応えのあるお話です。 ■一つの村が消えた話をする 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/09/20 出典:不思議.ネット 136さんへのリクエストはこちら 136さんにぜひ読んでほしいという怖い話があれば、こち ... 禍ツ猿/怖話さんより 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 136さんへのリクエストはこちらの掲示板「生らじ・136Hz BBS」、またはTwitterのDMへ。 読んでほしいお話があれば掲示板に投稿すると朗読していただけるかもです。 その際はタイトルとURL(http://・・・の「h」は抜いたほうが吉)を書いておくと136さんの手間が省けてよいですね^^   ... 階段怪談/洒落怖より 136(イサム)さんによる朗読の録音ファイルです。 ねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。 ■階段怪談 朗読ファイルデータ 朗読日:2017/09/09 出典:死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?. 師匠シリーズは、ウニ原作によるオカルト短編小説です。師匠シリーズは2チャンネルのオカルト板などに2003年から投稿していたもので、自身をモデルにした「語り部」が大学で出会った「師匠」と呼ばれる先輩とのオカルト体験を描いた人気シリーズとなっています。特に、加奈子さんが登場する師匠シリーズがおすすめ。 136(イサム)氏のyoutubeチャンネル, 136氏の朗読は「怪談朗読」の名の通り怖い話の朗読なのですが、怪談話なのに涙が出てくる話もあります。136氏自身も読みながら泣けてくると公言している朗読2本をご紹介しましょう。, 【将棋】師匠は将棋が得意だ。もちろん将棋の師匠ではない。大学の先輩でオカルトマニアの変人である。俺もまたオカルトが好きだったので「師匠」「師匠」と付きまとっていた。大学1回生の秋に師匠が将棋を指せるのを知って勝負を挑んだ。俺も多少心得があった。しかし結果は惨敗。1週間後パソコンソフトで感を取り戻した俺は再挑戦のために師匠の下宿へ乗り込んだ・・・, 【雪村君】私が小学校6年生だった頃の話だ。その年の冬、太平洋に近い町に雪が降り、いく年か被りに数十センチ積もった。朝起きると窓の外の景色がいつもと違う。例年にない積雪に大人たちは迷惑がっていたが、子供たちはほとんど生まれて初めての真っ白な世界に胸を躍らせ、私を含め実際小躍りした・・・, 今回は秋の夜長にピッタリな136(イサム)氏の怪談朗読の中から、おすすめの2つの人気シリーズを紹介してみました。136(イサム)氏の独特の声と原作の世界観がピッタリとあって、私にとっては毎日の睡眠に欠かせないBGMとなっています。, また、長距離移動の際の車内のBGMとしてもおすすめです。最近は136(イサム)氏以外でも同じような朗読をされる方がユーチューブでも増えてきましたが、136(イサム)氏は一度聴いたら癖になる声が大きな魅力です。また朗読中は一切、広告が挟まれることがないのも地味にポイントが高いところですね。. ウニさん作:師匠シリーズより 赤(書籍版)他9話 136(イサム)さんによるねとらじでの朗読配信の生録音ファイルです。 2015年10月現在、師匠シリーズは未完の「田舎」と「握手」以外はいくつかのセルフパロディを除いてすべて朗読配信されています。 rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="00031ff8.ce4a8ad5.0b9e70e3.1c2e16d5";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="300x250";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="on";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1538067310954"; 136fan.net// Youtubeで怪談朗読を配信中の136(イサム)さんの過去ログ倉庫サイトです。怪談朗読を中心に生録音ファイルをUPしています。作業用BGMや睡眠時のおともにぜひ!. 136氏の朗読は「怪談朗読」の名の通り怖い話の朗読なのですが、怪談話なのに涙が出てくる話もあります。136氏自身も読みながら泣けてくると公言している朗読2本をご紹介しましょう。 【師匠シリーズ … Copyright© 2018/09/26, 休日に僕は一人で街に出て、デパートで一人暮らしに必要なこまごまとしたものを買った。, 天井から吊り下がった男と女のマークを頼りにフロアをうろつき、ようやく隅の方に最後の矢印を見つけた。, 角を曲がると、のっぺりした壁に囲まれた通路があり、さらに途中で何度か道が折れて、結局トイレルームに至るまでには、人の気配はまったくなくなっていた。, ざわざわとした独特の喧騒がどこか遠くへ行ってしまい、自分の足音がやけに大きく響いた。, 僕はここが四階のフロアだったことを記憶で確認し、「よし、ちょうどいい。確かめてやろう」と思う。, 『四階の身障者用のトイレでな、自分以外誰もいないはずなのに近くで声が聞こえるんだ。, その声は小さくて、何を言っているのかとても聞き取れない。キョロキョロしたって駄目だ。, 通路を進むと、男性用と女性用のマークがはめ込まれている壁の手前に、車椅子のマークのドアがあった。, パッと明かりがつく。自動センサーのようだ。内側に入り、ドアから手を離すと自然に閉まっていった。, なるほど、車椅子の人が使うことを想定して、低い位置から正対できるようになっているらしい。, 顔の見えない鏡の中の自分と向かい合っていると、まるで鏡に映っているのが見知らぬ誰かであるような気がして気持ちが悪かった。, 体調急変時のボタンなのだから、手が届くところで、かつ目立つ場所にないといけないのだろう。, 便座から立ち上がり、屈んでその排水溝を覗き込む。中は暗い。照明を遮る僕自身の影の下で何も見えない。, 僕はタイルに手をついて、排水溝に耳をつけた。正面の白い無地の壁を見ながら、心は真下に向けて耳を澄ます。, いや、そもそも怪異だったのかすらよく分からない。ただ小さな声、いや、音が聞こえたというだけだ。, もう一度『洗浄』のボタンを押す。水が流れる音がして、やがてその一連の音も収まる。そして聞こえてきた。, どういう仕組みかわからないが、便座洗浄をするための水が流れると、振動だか水圧だかのせいで、排水溝からこんな音が聞こえてくるのだ。, 排水溝は個室の真ん中にある。奥側は便座がある分、這いつくばるようなスペースがないからだ。, だけど止まらない。僕の頭は排水溝の銀色の蓋に近づき、その穴に左の耳がぴったりとくっついた。, さっきとは違う。右と左では明らかな違いがある。どうしてこんなことに気がつかなかったのか。, 今、僕の目の前には壁がない。右耳を排水溝にくっつけた時にはあった、あの白い無機質な壁が、今はない。, 左耳で聞こうとしている僕の目の前には今、洗面台の基部と床との間にできたわずかな隙間がある。, モップさえ入りそうもないその隙間の奥、光の届かない暗闇から、誰かの瞳が覗いている。, ドアから出る瞬間、視線の端に洗面台の鏡が見えた。顔のない僕。あれは本当に僕なのか。, たぶん、床の隙間のあの眼を見てしまった後、あの個室から逃げ出すまでの間に、一瞬でも『このドアは開かないんじゃないか』と思ってしまっていたら、きっとあのドアは開かなかったんじゃないかという、薄気味の悪い想像。, 僕のオカルト道の師匠だ。面白い話などというものは、額面どおり受け取ってはならない。, 誰も住んでいないはずのその家から、夜中、この世のものとは思えない呻き声が聞こえるっていう噂が立ってね。, 興味があるのないのというハナシではない。ただその時の僕は、『ああ、今回は遠出か』と思っただけだ。, その夏は一年前の夏と同様に、いやそれ以上に、怖いもの、恐ろしいものにむやみやたらと近づく毎日だった。, 普通の人には触れられない奇怪な世界を垣間見て、恐ろしい思いをするたびに、目に見えない鍵を渡されたような気がした。, 師匠の家を夕方に出発したのであるが、今はすっかり日が暮れ、そそり立つ山々が黒い巨人のような影となって、不気味な連なりを見せている。, 寂れた田舎の道は曲がりくねり、山あいの畑の向こう側に時々民家の明かりが見えるだけで、あとは思い出したように現れる心細い街灯の光ばかりだ。, なんだか釈然としない思いだけが残ったが、師匠の言動は解釈がつくものばかりではない。, 「この辺に停めよう」と言って、師匠は土建会社の資材置き場のようなスペースに車を乗り入れて、エンジンを切った。, 人気はまったくない。師匠はダッシュボードから懐中電灯を取り出して、手元を照らす。手描きの地図のようだ。, 懐中電灯に照らし出された道には、時々なにかの標語が書かれた看板が見え、どこか遠くでギャアギャアと鳴く鳥の声ばかりが、間を持たせるように聞こえて来る。, 『こうも寂しいと、逆に人とすれ違うのが怖いな』と思って内心ゾクゾクしていたが、誰とも会わなかった。, かすかに聞こえてきた蛙の鳴き声が大きくなり、やがて用水路のそばの畦道に行き当たった。, 師匠が懐中電灯を向ける。近づくにつれ、その打ち捨てられた家屋の様子が分かってくる。, 背後の雑木林もまったく手入れがされた様子はなく、黒々とした巨大な手のようにその家の敷地へ枝を伸ばしている。, 周囲にはかつて家が建っていたらしい土台や、ボロボロで屋根もない小屋などが散見できたが、かつて商家があった一角の面影はまったくない。, この世のものとは思えない呻き声が聞こえる、という噂を思い出し自然耳をそばだてたが、聞こえるのは蛙の鳴き声と風の音だけだった。, 段々と心細くなっていた僕は、「何もないみたいだし、もう帰りましょう」と師匠に提案しようとしたが、彼女が自分の目の下のあたりを指で掻いているのを見て口を閉ざした。, そこには古い傷があり、興奮した時には薄っすらと皮膚上に浮かび上がるとともに、チクチクと痛むのだという。, 僕にとって彼女がそれを触る時は、あるべき、いや、そうあるはずだと、他愛なく僕らが思い込んでいるこの世界の構造が、捻じ曲がる時なのだ。, やがて、醤油の『醤』という字のような意匠がかすかに残る、家の正面の板張りを懐中電灯が照らす。, 師匠が明かりを下げて、「どこから入れるかな」と呟きながら、裏手へ回ろうとしていた。, 周辺を懐中電灯で照らすと、倒れた灯篭の火袋や埋められた池の跡、倒壊した土蔵や便所と思しき小屋の痕跡などが、ひんやりと浮かび上がってくる。, 雑草を掻き分けて家屋の裏手の方へ足を向けると、いたるところが剥げかけている漆喰の壁に、戸板が厳重に張られた箇所があった。, ゴトゴトと二人して揺すってみるが、中からつっかえ棒でもしているのだろう、まったく開く気配はなかった。, 舌打ちをしながら師匠はそこから離れ、裏庭の端まで行くと、土塀と家の外壁の隙間に身体を滑り込ませて、奥へと侵入していった。, どれほどの時間、この構造物はここに建っているのだろう。明治時代から?江戸時代から?
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